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口臭の原因について
2020年1月24日 (金)
■歯周病が口臭の原因となる理由について
ここ最近で口臭が気になり始めたという方は、歯周病にかかっている可能性があります。口臭の多くは、お口の中に原因があるもので、しかも歯周病由来のものが圧倒的に多くなっているからです。ここではそんな歯周病で口臭が発生するメカニズムについてわかりやすく解説します。
▼歯周病菌が臭いのガスを生み出す
歯周病は、細菌に感染することで発症する病気ですよね。お口の中でP.g菌を始めとした歯周病菌が繁殖し、歯茎に炎症をもたらします。そうした歯周病菌が生命活動を営む中で、「メチルメルカプタン」というガスが産生されることがわかっています。これは硫黄を含んだ揮発性のガスで、よく「腐った玉ねぎのような臭い」と表現されます。想像しただけでも臭いがきつそうですよね。
▼生理的口臭とは全く異なるもの
歯周病由来の口臭では、腐った玉ねぎのような臭いが生じますが、そもそも私たちのお口の中では「硫化水素(りゅうかすいそ)」と呼ばれるガスも産生されているのです。これは生理的口臭に分類されるもので、誰にでも生じるものなのでご安心ください。硫化水素も「腐った野菜のような臭い」と表現されることもあり、一見するとどちらも同じようなものに思えますよね。けれども、歯周病由来のものはあくまで「病的口臭」であることから、その改善には治療が必要となります。
▼歯周病を治療しなければなくならない
歯周病由来の口臭は、とても強い臭気を放つことから、深刻に悩まれている方も多いことかと思います。ただ、歯周病菌が産生するメチルメルカプタンというのは、口臭の中でも最も強い臭気を放つものでもあるため、ブレスケアなどで改善することは困難です。つまり、根本的な原因となっている歯周病を完治させなければ、口臭も改善されないのです。
▼まずは口臭の原因を突き止めることが大切
今現在、口臭にお悩みの方は、まず当院までお気軽にご相談ください。口臭の原因はお口の中に存在しているのであれば、その診査診断から治療に至るまで、当院で実施することができます。もしも全身の病気に由来している場合でも、精密な検査を行ったのち、適切な医療機関をご紹介いたします。何より大切なのは、口臭が何によって生じているのかを突き止めることです。
▼まとめ
このように、口臭の多くは歯周病に由来していますので、「最近、口が臭うかも」と感じられたら一度歯科を受診しましょう。歯周病が原因の場合は、それ以外の深刻な症状も現れてきますので、早急に治療を開始した方が賢明といえます。
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